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先生、コーチについて
春日井翔陽高等学院 / 明蓬館SNEC愛知の先生
春日井翔陽高等学院 / 明蓬館SNEC愛知の完全担任制の先生は「コーチング」の手法を採用しています。
コーチングとは、「決まった答えを教える」のではなく、「生徒が自分で考え、選択する」手助けをすることです。
もっと言うと、「あなたが自己選択、決定、実行するのを支えてくれる人」なのです。
例えばスポーツのコーチは、自分が選手を引っ張って走るのではなく、選手それぞれの特徴を伸ばして記録につなげるようにアドバイスしていきます。
がんばっているときは励ますし、気力が弱ったときもそばにいます。
明蓬館高校の先生もそれと似ています。
明蓬館高校では 元々アメリカの提携校(アルジャー・インディペンダンス・ハイスクール)の学習コーチングノウハウを、わが国の教育風土に合わせてアレンジしてきました。
春日井翔陽高等学院 / 明蓬館SNEC愛知のコーチングとは
「コーチ」というと、よく野球やサッカーなどのスポーツにおける「コーチ」のことが思い浮かびます。
しかし、彼らの役割は主に技術や経験、知識の伝授という、「ティーチング」に近いものがあります。
現在、注目されている「コーチング」は、 「質問技術により、相手の自発的な行動を促し、目標達成を支援するためのコミュニケーション」と捉えられています。
つまり、「コーチ」は、対象者の「上」 に位置するのではなく、絶えず「対等な立場」で、対象者の目標達成に向け、対象者自らが課題を発見し、解決する力を引き出す「支援者」に徹するということです。
例えば、生徒が目標達成に向けて努力をするとき、「ティーチング」では、「××しなさい」、「××するといいよ」と、指導します。
しかし、生徒と対等な関係が前提となっている「コーチング」では、質問により、生徒自らに行動計画を立てさせます。
誰もが経験があるように、人から言われて受動的にやることより、自ら決定し、自主的に動いた活動の方が、質、量ともに良い結果をもたらすものです。
よって、明蓬館高校のコーチは行動を指示することもなければ、生徒のとった行動を批判することもありません。
答えは生徒にあるという考えから、質問者に徹するのです。
そして、質問するだけでなく、伴走していくのです。